スーパーの野菜売り場で、なんともうウドを売っているのを見てしまいました。私は「ウドは山菜の女王様ぁ~~」と呼んでその旨さにぞっこんなんです。何の迷いもためらいもなく、即購入!ですね。
皮を剥いて短冊状に切って酢を混ぜた冷水にさらしてちょっとあく抜きして、マヨネーズと味噌をあえたドレッシング?を作り、それを混ぜて食べました。う~~~お・い・し・い!です。これを春先に食べると一年中健康でいられる気がします。そんなつもりで食べているのではなく、本当に美味しくて好きなんです。剥いた皮は刻んで玉子とじとしました。捨てるところが無いです。
私がウドにはまったのは、かれこれ30年くらい前になります。北海道積丹の5月の連休はまだ雪が所々に残っているのですが、川釣りに行っていました。もちろん釣れない時もあるわけなんですが、そのとき場所を移動するのに渓流の位置を確認するために崖の上から下をのぞき込んだら、崖沿いのわずかに下に産毛が朝日に輝く正真正銘の山菜のウドが30㎝ほど伸びているではありませんか。思わず採りました。持ち帰って食べたときの感動が今でも忘れられないものとなっています。野生の味の力強さ、濃さ、苦さ、旨味本当に美味しかったです。朝日に輝く産毛をまとって崖にスクっと立つ姿が、女王様!って感じで、それ以来、ウドの虜です。