流線に沿う形を流線形物体(stream-lined body)と言い、流線になっていない形を鈍い物体(bluff body)という。
なるべく空気抵抗を抑えようとするとソーラーカーの様に、流線形物体の形状の特徴は後部がゆっくりとすぼまる形となる。先端が尖った形をよく想像されるが、先頭形状は丸い方がよく、後端が尖った形が流線形である。
これに対して、鈍い物体ではワゴンタイプの車の様に後方部が切られた様な形となっている。流れのRe 数が大きいので慣性の影響で、流れは角で急には回り込めず、剥離する。そのため流線形ではなくなる。このため空気抵抗は大きくなる。