2024年4月30日と5月1日の2日間、明日香村にあるキトラ古墳、高松塚古墳、石舞台古墳を訪れた。昔から是非見てみたいとあこがれていた古墳です。
まずはキトラ古墳を訪れました。キトラ古墳の石室内には、四神、十二支、天文図、日月の壁画が描かれています。四神は天の四方を司る神獣で、東壁に青龍、南壁に朱雀、西壁に白虎、北壁に玄武が描かれています。文化庁キトラ古墳壁画保存管理施設に保存されています。この古墳は7世紀末~8世紀初頭頃に造られました。高松塚古墳とほぼ同時期です。誰が埋葬されたのかはまだ分かっていないらしいです。
次に、高松塚古墳を訪れました。昭和47年(1972年)に石室に極彩色の壁画が発見され有名となりました。白虎、玄武、星辰なども描かれています。切手の図案にもなった女子群像は有名です。作られたのは694年 – 710年と推定されています。被葬者についてはわかっていないらしいです。
石舞台古墳だけはそれこそ40年近く前に、訪れている。巨大な石室がむき出しになっていて、天井に相当する大きな岩が石舞台と呼ばれています。そばには復元された石棺が展示されています。大和時代(3世紀中頃 – 7世紀頃)作られたということです。被葬者は蘇我馬子だとする説が有力らしいです。
6世紀から7世紀、8世紀にわたる歴史を感じられる遺跡ですね。