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職人論

どんな職業でも極めた職人技は凄いですね。私の研究姿勢は「工学は愛である」なんですが、人々が気になって買ってくれる製品を作ること、そしてそれを手に入れることで人々が幸せになること、それを目指せと言っています。作ったものが人々の「愛」になることが重要なんです。ところが工学部に来る学生で「物を作ることが好き、良いものを作りたい」というものがよく来ます。そういう連中にどうして?って聞くと大抵、自分の満足のためなんですね。資格をたくさん取るものもいますが、趣味の域なんですね。ラーメン屋の頑固おやじに多いのですが、自分のラーメンがくえんのか?!と押し付けてくるのがいるんですね。相手や人の幸せを考えていないで料理する職人面している連中は自分の技のすごさがわからん奴は来るな!って勢いです。旨く食べてほしいのでこういう工夫をしているという姿勢を持った人であれば、極めた職人でなくても私のような素人でも、うまいと言って食べてくれる人がいると嬉しいわけです。よく料理に愛情を注ぐといいますが、この愛情というのはこの味付けならこの人の好みに合うのだろうなと考えることなんだと思います。極めるというのは技術的なことをさしていることが多いのですが、相手、環境に応じて変化させ工夫できる「思い遣り」なんじゃないかな。クックパッドのレシピどうりに作れば、一定の味が確保されるわけですが、それに相手のことを考えてちょっと工夫することが重要な要素となると思うのです(*^。^*)

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