今、台湾高雄市の指定防疫ホテルの部屋に居る。台湾の隔離政策は徹底していて、台北の桃園国際空港にしか入れない。「入国2日前のPCR検査を受けた陰性証明書」および「事前に予約した防疫ホテルの予約証明書」、「台湾国内用携帯もしくはSIMカードをセットした携帯の電話番号」の提示をして初めて検疫所で自己検査キットを2セットと手荷物受け取った後に行われるPCR検査用容器を手渡される。手荷物受け取りの後、外に設置されたブースで唾液の採取を行う。公共機関を使えないので桃園から高雄に向かう防疫タクシーに乗るのに長蛇の列に並び、順番を待つ。この時、防疫ホテルの予約書を提示する。やっとタクシーに乗れたのが着陸して2時間後でした。そこから高速を飛ばして4時間かけて高雄に着いたわけです。ホテルの部屋に入れられると部屋からは一歩も出られない状態で、３食の食事はドア前に置かれて呼び鈴で伝えられる。これを到着した日を含めて4日間続け、その間台湾携帯に確認の電話が入り監視下に置かれます。携帯の位置情報で私の行動は全てお見通しとなるわけです。この4日間は在宅隔離期間と言います。この後さらに4日間は自主防疫期間と言い、自己PCR検査結果が陰性ならマスク着用して三密を避け外出が出来る様になります。もしこれらのルールに違反した場合、100万円から500万円の罰金が課せられると脅かされてます。徹底してますね。