他に比べて一番安かったプーアル茶を市場のお茶屋さんのおばさんが薦めるので買って飲んでみた。あれ、本当にこれプーアル茶？ってくらい美味しいんです。よく見ると桂花と書いてあるので、メーカーか産地を表すのだろうと思ってましたが、そういえば、買うときおばさんが桂花を説明したかったそぶりをしてたなと思い出しました。桂花を調べたら金木犀のことらしいんです。でもそんな味も匂いもしないんですよ。今まで飲んでいたのとはちょっと違うんですね。とにかく美味しい。

日本でプーアル茶がもてはやされていた頃、飲んだ印象は…、子供の頃に小学校の廊下を雑巾掛けをしていたとき、雑巾を絞ったときの匂いとそっくりだ！と思いました。だから私は密かにプーアル茶を雑巾茶と呼んでいました。

市場でプーアル茶と言われたとき、躊躇したんですが安さの魅力に勝てずつい買ってしまいましたが、これなら雑巾茶の汚名？返上ですね。

私はお茶が好きで、日本茶もよく飲みますが、これは美味い！と思ったのは粉にした八女茶です。お茶が飲みたい時に簡単に入れられ、しかも美味しい。もっといろいろ飲みたいんですが、急須で入れるとなると茶葉を買わねばならないんですが、どれも高い！買えそうなところで手を打つと、大体期待はずれで、産地名のブランドで騙すような売り方するなよ！と文句の一つ二つ三つ…くらい言いたくなります。美味しいものを飲むとしたらやはりそれなりに高いものを買わないといけないのかぁ、お茶の文化の国なのに手軽に楽しめないな。

台湾もお茶を入れる作法があって、飲ましてもらうと、美味い！道端（軒のついた歩道）で、お茶を楽しんでいるのを見かけますが、今の日本よりお茶が生活に入り込んでいますね。だから日本では高級視されるお茶も手軽に買える値段なんでしょうね。日本で買えば高いけど、台湾高山茶はこちらの人たちの自慢の一つですね。