2月26日夜9時ごろに夜空を見上げたら、月は上弦の半月一日前月齢5.8で西の空高くに出ていました。その傍におうし座の一等星で雄牛の右目にあたる赤く輝くアルデバランが、その上方に赤い火星がありました。また、隣のオリオン座のオリオンの右肩にあたる一等星のベテルギウスも赤く輝いています。このころの星空は賑やかでカペラ(黄色)、ポルックス(オレンジ)、プロキオン(青白)、シリウス(白)、リゲル(青白)がベテルギウスと六角形を成しています。おうし座にはプレアデス星団(スバル)(青)もあり、冬の星座たちが名残を惜しむように輝きの競演をする美しい星空です。